bashの構文チェックのやり方
bashでは -n オプションをつけてスクリプトを実行すると、構文が正しいかどうかをチェックできます。
これは構文をチェックするだけで、スクリプトは実行されません。
bash -n ファイル名
上記のコマンドを実行してエラーメッセージが表示されなければ、指定したスクリプトの構文に問題がないことが分かります。
実行例
$ bash -n sample.sh
$ echo $?
0
if文にthenをつけずに作成したスクリプトで試すと、以下のようなエラーメッセージが表示されます。
実行例 $ cat sample.sh #!/bin/bash if true echo "OK" fi $ bash -n sample.sh sample.sh: line 5: syntax error near unexpected token `fi' sample.sh: line 5: `fi' $ echo $? 2
注意ポイント
bash -n はあくまでもbashの構文が正しいかどうかをチェックしているだけなので、プログラムが正しいかどうかをチェックしているわけではありません。