ttkウィジェットのスタイルを設定しよう
ttkウィジェットのスタイルを変更するには、ttkのStyleクラスを使います。
今回はStyleクラスを使って、ttkウィジェットのスタイルをカスタマイズしてみましょう。
Styleクラスは、各ttkウィジェットごとに設定されていて、ttk.LabelウィジェットならTLabelとなります。
メモ
ttkウィジェットのStyleクラスは、ウィジェットの winfo_class()を使うことによって調べることができます。
スタイルの使い方
スタイルを使うには、Styleクラスのオブジェクトを作成して、そのオブジェクトの configure()メソッドを使います。
オブジェクト名 = ttk.Style()
オブジェクト名.configure("Styleクラス名", オプション)
Styleクラスを使ったプログラム
Styleクラスを使ったプログラムは、以下のようになります。
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### インポート from tkinter import ttk ### スタイル作成 style = ttk.Style() ### テーマ設定 style.theme_use("classic") ### スタイル設定 style.configure("TLabel", font=(None,32), foreground="#FF0000", background="#00FF00") ### ウィジェット作成 label = ttk.Label(text="Hello World", style="TLabel") ### ウィジェット配置 label.pack() ### イベントループ label.mainloop() |
プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。