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シェル関数とは何でしょうか?
もっと詳しく
シェル関数とは特定の処理をまとめて、ひとつの単位として扱うことです。
シェル関数として処理をまとめておけば、何度も同じ処理を書く必要がなくなり、メンテナンスも楽になります。
シェル関数として処理をまとめておけば、何度も同じ処理を書く必要がなくなり、メンテナンスも楽になります。
シェル関数の使い方
シェル関数の定義
シェル関数の書き方は、以下のようになります。
シェル関数名()
{
処理
}
シェル関数を使ったシェルスクリプトは、以下のようになります。
シェル関数を定義したあとに、そのシェル関数を呼び出します。
また、定義したシェル関数は何度でも呼び出すことができます。
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#!/bin/bash func() { val=$(( $1 * $2 )) echo "$val" } func 1 2 func 3 4 |
実行例
$ ./func.sh
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ローカルシェル変数の設定
通常シェル変数は、シェル関数内を含むシェルスクリプト全体で使うことができます。
ローカルシェル変数を使うと、シェル関数内の中でシェル変数が有効になります。
ローカルシェル変数を使うシェルスクリプトは、以下のようになります。
local シェル変数名=値
ローカルシェル変数を使ったシェルスクリプトは、以下のようになります。
同じ名前のシェル変数を使っても、シェル関数内とシェル関数外では別のシェル変数として扱われます。
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#!/bin/bash val=0 func() { local val=1 echo "local=$val" } func echo "global=$val" |
実行例
$ ./local.sh
local=1
global=0