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matplotlib超入門【第7回 軸ラベル設定】

 

 

matplotlibのグラフのX軸、Y軸にラベルを設定しよう

今回はmatplotlibのグラフのX軸、Y軸にラベルを設定してみましょう。

 

X軸、Y軸にラベルを表示する

X軸のラベルの設定には xlabel()関数、Y軸のラベルの設定には ylabel()関数を使います。

X軸のラベル

plt.xlabel(ラベル名, [fontdict=フォント辞書], [labelpad=オフセット], [loc=横位置], [キーワード])

Y軸のラベル

plt.ylabel(ラベル名, [fontdict=フォント辞書], [labelpad=オフセット], [loc=縦位置], [キーワード])

 

引数の指定

引数の内容は、以下の通りです。

引数名 内容
fontdict ラベルテキストの外観を制御する辞書。デフォルトは以下の通り
{'fontsize': rcParams['axes.titlesize'],
'fontweight': rcParams['axes.titleweight'],
'color': rcParams['axes.titlecolor'],
'verticalalignment': 'baseline',
'horizontalalignment': loc}
labelpad 軸の境界からのオフセット位置をポイントで指定。デフォルトはNone
loc ラベルの位置
xlabelの場合:'left'、'center'、'right'。デフォルトは'center'
ylabelの場合:'bottom'、'center'、'top'。デフォルトは'center'

 

キーワードの指定

キーワードは、引数で指定しきれない多くのプロパティを設定できます。
キーワードの書き方は、「キーワード=値」のようにします。(例:「color='red'」「size=24」)
詳しい内容は、「第2回 タイトル表示」の記事を参照してください。

 

グラフのX軸、Y軸にラベルを表示するプログラム

グラフのX軸、Y軸にラベルを表示するプログラムは、以下の通りです。
ラベル辞書を作って、フォント名、フォントサイズ、フォントの太さ、フォントカラーを指定しています。
また、日本語を表示するため、フォントに遊ゴシックを指定しています。
フォントカラーは、辞書では青(blue)に指定していますが、ylabel()関数で緑(green)に上書きしています。

プログラムを実行すると、X軸、Y軸にそれぞれラベルが表示されます。

plt7-1

 

 

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