タイムゾーン変更
RHEL(Red Hat Enterprise Linux)のタイムゾーンの変更手順を説明します。
RHELのタイムゾーンは、デフォルトでUTC(Coordinated Universal Time:協定世界時)になっていますので、日本で使う場合はJST(Japan Standard Time:日本標準時)に変更します。
簡単な流れ
- シンボリックを変更
- タイムゾーンを確認
- シンボリックリンクを確認
注意ポイント
タイムゾーンの変更は、必ずrootユーザーで行います。
【Linux】 一般ユーザーからrootユーザーに変更
タイムゾーン変更手順
① 以下のコマンドを実行して、シンボリックリンク(/etc/localtime)が/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyoを指すように変更します。
ln -fs /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
② 以下のコマンドを実行して、タイムゾーンがJSTになっていることを確認します。
date
③ 以下のコマンドを実行して、シンボリックリンク(/etc/localtime)が/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyoを指していることを確認します。
ls -l /etc/localtime
実行例
実行例
# ln -fs /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# date
Sun Jan 26 11:55:01 JST 2020
# ls -l /etc/localtime
lrwxrwxrwx. 1 root root 30 Jan 26 11:54 /etc/localtime -> /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo