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初心者のためのPython超入門【第6回 条件分岐 if文】

 

 

if文を作ってみよう

if文は、条件が真か偽を判定して、処理を振り分けます。
Pythonでは、真偽のいずれかを表す型として、bool型があります。
真はTrue偽はFalseです。

if文を書く時の注意点は、以下の二つです。

注意ポイント

  • 条件の後ろに、:(コロン)が必要です。
  • 処理ブロックには、インデントが必要です。

メモ

インデントは、タブや空白が使えますが、連続した4つの空白を使うのが一般的です。

 

if文

if文のもっとも基本的な書き方は、以下のようになります。
このif文は、条件がであれば処理を行い、であれば何もしません。

if 条件:
処理

if文を使ったPythonスクリプトは、以下のようになります。
ifのあとのTrueは、bool型の真になります。
このプログラムは、必ずif文の中に入り「これは真です」を表示します。

 実行例
> python if1.py
これは真です

 

if~else文

条件が偽の場合にも処理を実行したい場合は、以下のようになります。
このif文は、条件がであれば処理1を行い、であれば処理2を行います。

if 条件:
処理1
else:
処理2

if~else文を使ったPythonスクリプトは、以下のようになります。
入力した値が1の場合は「これは1です」を表示して、1以外の場合は「これは1以外です」を表示します。

 実行例
> python if2.py
数値を入力してください:1
これは1です
> python if2.py
数値を入力してください:2
これは1以外です

 

if~elif~else文

条件を複数使いたい場合は、以下のようになります。
このif文は、条件1がであれば処理1を行い、条件2がであれば処理2を行います。
条件1、条件2のどちらにも当てはまらなければ、処理3を行います。
また、条件1も条件2もの場合は、処理1のみ実行されて、処理2は実行されません

if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
else:
条件3



上記スクリプトは、1を入力すると条件1(number == 1)と条件2(number <= 2)に当てはまりますが、実行されるのは条件1のみです。

 実行例
> python if3.py
数値を入力してください:1
これは1です
> python if3.py
数値を入力してください:2
これは2以下です
> python if3.py
数値を入力してください:3
これは1、2以外です

 

 

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