Checkbuttonウィジェットを使ってみよう
今回はCheckbuttonウィジェットを使って、チェックボタンを表示してみましょう。
一般的にはチェックボックスといった方が通りがいいと思いますが、tkinterではチェックボタンとなっています。
Checkbuttonウィジェットの書式
Checkbuttonウィジェットの使い方は、以下の通りです。
※ tkinterを別名でインポートした場合は、tkinterの部分を別名にしてください。
オブジェクト名 = tkinter.Checkbutton(master=親ウィジェット, オプション)
第1引数はCheckbuttonウィジェットの親ウィジェットを指定します。
また、masterは省略することができます。
Checkbuttonウィジェットで使うオプション
Checkbuttonウィジェットで使う主なオプションは、以下の通りです。
オプション名 | 内容 |
text | チェックボタンの横に表示する文字列 |
font | 使用するフォント *1 |
fg/foreground | チェックボタンの横に表示する文字の色 *2 |
bg/background | 背景の色 *2 |
height | チェックボタンの行数。デフォルトは1 |
width | チェックボタンの幅。単位は文字数 |
activeforeground | チェックボタンがカーソルの下にある時の文字色 |
activebackground | チェックボタンがカーソルの下にある時の背景色 |
variable | Tkinter変数をチェックボタンに関連付ける |
onvalue | チェックがオン時の値。デフォルトは1 |
offvalue | チェックがオフ時の値。デフォルトは0 |
command | チェックされた時に呼び出す関数 |
*1 指定できるフォントは、tkinter.font.families()で確認できます。
*2 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます
Checkbuttonウィジェットを使ったプログラム
Checkbuttonウィジェットのオプションを指定したプログラムは、以下のようになります。
フォントの種類は「HG丸ゴシkックM-PRO」、サイズは24ポイント、チェックボタンの文字色は赤、背景色はRGB値の#00FF00で緑(lime)を指定しています。
また、チェックした時に色が変わらないように、activeforegroundとactivebackgroundに通常時と同じ色を設定しています。
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### インポート import tkinter ### チェックボタン checkbutton = tkinter.Checkbutton(master=None, text="チェックボタン", font=("HG丸ゴシックM-PRO",24), fg="red", bg="#00FF00", height=3, width=15, activeforeground="red", activebackground="#00FF00") ### チェックボタン配置 checkbutton.pack() ### イベントループ checkbutton.mainloop() |
プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。