PROGRAM PYTHON

tkinter超入門【第12回 チェックボタン①】

 

 

Checkbuttonウィジェットを使ってみよう

今回はCheckbuttonウィジェットを使って、チェックボタンを表示してみましょう。
一般的にはチェックボックスといった方が通りがいいと思いますが、tkinterではチェックボタンとなっています。

 

Checkbuttonウィジェットの書式

Checkbuttonウィジェットの使い方は、以下の通りです。
※ tkinterを別名でインポートした場合は、tkinterの部分を別名にしてください。

オブジェクト名 = tkinter.Checkbutton(master=親ウィジェットオプション)

第1引数はCheckbuttonウィジェットの親ウィジェットを指定します。
また、masterは省略することができます。

 

Checkbuttonウィジェットで使うオプション

Checkbuttonウィジェットで使う主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
text チェックボタンの横に表示する文字列
font 使用するフォント *1
fg/foreground チェックボタンの横に表示する文字の色 *2
bg/background 背景の色 *2
height チェックボタンの行数。デフォルトは1
width チェックボタンの幅。単位は文字数
activeforeground チェックボタンがカーソルの下にある時の文字色
activebackground チェックボタンがカーソルの下にある時の背景色
variable Tkinter変数をチェックボタンに関連付ける
onvalue チェックがオン時の値。デフォルトは1
offvalue チェックがオフ時の値。デフォルトは0
command チェックされた時に呼び出す関数

*1 指定できるフォントは、tkinter.font.families()で確認できます。
*2 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます

 

Checkbuttonウィジェットを使ったプログラム

Checkbuttonウィジェットのオプションを指定したプログラムは、以下のようになります。
フォントの種類は「HG丸ゴシkックM-PRO」、サイズは24ポイント、チェックボタンの文字色は赤、背景色はRGB値の#00FF00で緑(lime)を指定しています。
また、チェックした時に色が変わらないように、activeforegroundとactivebackgroundに通常時と同じ色を設定しています。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。

tkinter12-1

 

 

-PROGRAM, PYTHON
-