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tkinter超入門【第28回 入力フィールド】

 

 

Entryウィジェットを使ってみよう

今回はEntryウィジェットを使って、1行の文字入力フィールドを表示してみましょう。
Entryウィジェットは1行の文字列を入力するためのGUI部品です。

 

Entryウィジェットの書式

Entryウィジェットの使い方は、以下の通りです。
※ tkinterを別名でインポートした場合は、tkinterの部分を別名にしてください。

オブジェクト名 = tkinter.Entry(master=親ウィジェットオプション)

第1引数はEntryウィジェットの親ウィジェットを指定します。
また、masterは省略することができます。

 

Entryウィジェットで使うオプション

Entryウィジェットで使う主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
font 使用するフォント *1
fg/foreground 文字の色 *2
bg/background 背景の色 *2
width 入力フィールドの幅。デフォルトは20
textvariable Tkinter変数を入力フィールドに関連付ける
show 表示する方法。デフォルトは入力された値がそのまま表示される

*1 指定できるフォントは、tkinter.font.families()で確認できます。
*2 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます。

 

Entryウィジェットを使ったプログラム

Entryウィジェットを使ったプログラムは、以下のようになります。
入力フィールドとラベルを用意して、入力された値をそのままラベルに表示されるように関連付けます。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。
入力フィールドに入力した値がそのままラベルに表示されます。

tkinter28-1

パスワード入力のように、入力された値の代わりに *(アスタリスク)を表示するには、showオプションを使います。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。
入力フィールドに入力した値は、*(アスタリスク)が表示されます。

tkinter28-2

 

 

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