PythonでJPEG画像を表示しよう
PythonでJPEG画像を表示する方法はいくつかありますが、今回はPIL(Python Imaging Library)を使ってみましょう。
ただし、PILは2010年前後から更新が停止しているので、PILの後継であるPillowを使います。
最新バージョンのPython(3.9)を使っている場合は、最新バージョンのPillow(8.0)をインストールする必要あります。
Pillowのインストール方法などは、こちら を参照してください。
JPEG画像をロードする
まず、JPEG画像をロードします。
画像をロードするには、open()関数を使います。
オブジェクト名 = Image.open("ファイル名")
JPEG画像を表示する
ロードした画像を表示します。
show()メソッドを使うと,、簡単に画像を表示することができます。
オブジェクト名.show()
show()メソッドは、画像を一時ファイルに保存して、画像表示ソフトを呼び出して画像を表示します。
メモ
画像表示ソフトは、OSによって異なります。
Windows10の場合は、標準で「フォト」が使われます。
JPEG画像を表示する最も簡単なプログラム
PythonでJPEG画像を表示する最も簡単なプログラムは、以下の通りです。
なお、JPEGファイルは、あらかじめプログラムファイルと同じディレクトリーに置いておきます。
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### インポート from PIL import Image ### 画像ロード image = Image.open("photo.jpg") ### 画像表示 image.show() |
プログラムを実行すると、フォトが呼び出されてJPEG画面が表示されます。
※ Windows10で実行しています。