AWSという単語を聞いたことありますか?
IT業界の人であれば、最近よく耳にすることがあると思います。
はてな
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Amazonが高価なハードウェアを用意し、その中にLinuxやWindowsといったOSを作成して、ユーザーに提供します。
ユーザーはハードウェアを用意する必要がなく、またメンテナンスの手間からも解放されます。
現在のIT業界ではクラウド化が急速に進んでいて、自社でハードウェアを用意するのではなく、AWSやIBM Cloud(IBMが運営しているクラウドサービス)を利用するシステムが増えています。
個人でもAWSを利用することが可能で、なんと料金が1年間無料です。(もちろん利用できるリソースの制限はあります)
今回はAWSのアカウントを作成するところまでを説明します。
AWSアカウントを作成しよう
AWSアカウントを作成するためには、以下の5つが必要です。
- パソコン
- インターネット環境
- メールアドレス
- 電話番号
- クレジットカード
AWSは1年間無料ですが、多くのリソースを使用すると料金が発生するため、クレジットカードの登録が必要になります。
AWSアカウントの作成手順
step
1AWSにアクセス
以下のURLにアクセスします。
右上の無料サインアップを押下して、AWSアカウントの作成画面に移動します。
step
2AWSアカウントの作成
以下の項目を設定して、続行を押下します。
- ① Eメールアドレス
AWSのログインやAWSとのやり取りをするためのメールアドレス
EメールアドレスはAWSを解約しても情報が残るため、再登録はできません。
- ② パスワード/パスワードの確認
AWSにログインするためのパスワード。パスワードポリシーは以下の通りです
最低8文字以上
最低3種類の以下の文字を含む
大文字、小文字、数字、非英数字の記号(例:!@#$%^&*()_+[]{}|')
AWSアカウント名またはEメールアドレスと同じでないこと
- ③ AWSアカウント名
AWSにログインするアカウント名
step
3連絡先情報
以下の項目を設定して、アカウントを作成して続行を押下します。
- ① アカウントの種類
個人の場合は、パーソナルを選択
- ② フルネーム
アカウント名がデフォルトで入力済み(筆者はこのままにしておきました)
- ③ 電話番号
自分の電話番号をハイフンなしで入力(例:08012345678)
- ④ 国/地域
自分の居住地域を選択
日本に住んでる方は、日本を選択
- ⑤ アドレス
自分の住所のアドレスを全て英語で入力
(例:ABC Tower,1-1-1,Shimomeguro)
- ⑥ 市区町村
自分の住所の市区町村を英語で入力
(例:Meguro-Ku)
- ⑦ 都道府県または地域
自分の住所の都道府県を英語で入力
(例:Tokyo)
- ⑧ 郵便番号
自分の住所の郵便番号をハイフンありで入力
(例:153-0064)
- ⑨ AWSカスタマーアグリーメント
チェックボックスをチェック
step
4支払情報
以下の項目を設定して、検証して追加するを押下します。
- ① クレジット/デビットカード番号
支払いに使うクレジットカードまたはデビッドカードの番号
- ② 有効期限日
カードの有効期限日
- ③ カード保有者の名前
カードに記載されている名前を英語で入力
- ④ 請求先住所
請求先が前ステップで入力した住所と違う場合は、新しい住所を使用するを選択して、請求先で使う住所を入力
step
5本人確認
以下の項目を設定して、SMSを送信するを押下します。
- ① 検証コードをどのように受け取りますか?
スマートフォンを使っている方は、テキストメッセージ(SMS)の方がやりやすいでしょう
- ② 国またはリージョンコード
自分の住所の国またはリージョンコードを選択
日本に住んでいる方は日本(+81)
- ③ 携帯電話番号
自分の電話番号をハイフンなしで入力(例:08012345678)
- ④ セキュリティチェック
画面に表示された英数字を入力
step
6認証コードの入力
登録した電話番号にテキストメッセージ(SMS)または電話(自動音声)で4桁のコードが届きます。
4桁のコードを入力し、コードの検証を押下します。
自動で以下の画面に切り替わったら、続行ボタンを押下します。
step
7サポートプランの選択
最後にサポートプランを選択します。
今回はAWSを無料で使いたいので、ベーシックプランの無料を押下します。
以上でAWSのアカウントが作成されました。