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matplotlib超入門【第4回 凡例の日本語表示】

 

 

matplotlibのグラフに日本語で凡例を表示しよう

前回は主に凡例を表示する位置について説明しました。
今回は凡例に日本語を表示させてみましょう。
凡例に日本語を表示させるには、タイトルと同様にフォントの指定が必要ですが、タイトルとは指定の仕方が違います。

 

凡例の日本語表示

凡例で日本語を表示するには、legend()関数のpropオプションを使います。
使えるフォントはタイトル表示のものと同じです。
詳しくは、こちらの記事を参照してください。

plt.legend(prop={'family':'フォント名'})


plt.legend(prop={'family':'Yu Gothic'})

 

他のpropオプション

legend()関数のpropオプションは、他にも様々なフォントのオプション指定ができます。
なお、フォントによっては指定したオプションが有効にならない場合もあります。

オプション名 内容
family フォント名
style フォントスタイル。'normal'、'italic'、'oblique'から指定
weight フォントの太さ。数値(0-1000)または、'ultralight'、'light'、'normal'、'regular'、'book'、'medium'、'roman'、'semibold'、'demibold'、'demi'、'bold'、'heavy'、'extra bold'、'black'を指定
size フォントサイズ。数値または、'xx-small'、'x-small'、'small'、'medium'、'large'、'x-large'、'xx-large'を指定

 

凡例に日本語を表示するプログラム

凡例に日本語を表示するプログラムは、以下の通りです。
凡例の位置は右下、フォント(family)は遊ゴシック、フォントの太さ(weight)はlight、フォントサイズ(size)は12を指定しています。
なお、遊ゴシックではフォントスタイル(style)を指定しても反映されませんでした。

プログラムを実行すると、以下のように凡例が表示されます。

plt4-1

 

 

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