while文を作ってみよう
while文の書き方
while文の書き方は、以下のようになります。
while文は条件が真の間ループします。
while 条件:
処理
while文はfor文と違い、ループ回数を指定することができます。
以下のPythonスクリプトは、カウンターが3より小さい間ループします。
1 2 3 4 |
count = 0 while count < 3: print(count) count += 1 |
実行例
> python while1.py
0
1
2
while文でのbreak文とcontinue文
while文でもfor文と同様に、break文とcontinue文が使えます。
以下のPythonスクリプトは、プロンプトから数値を入力して、足し算をするプログラムです。
endを入力すると、break文によりループを終了して、数値の合計を表示します。
数値以外を入力すると、「数値ではありません」というメッセージを表示して、continue文によりループの先頭に戻ります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
key = "end" sum = 0 while True: arg = input("数値を入力してください:") if key == arg: break else: if str.isdigit(arg): sum += int(arg) else: print("数値ではありません") continue print("合計は" + str(sum) + "です") |
実行例
> python while2.py
数値を入力してください:5
数値を入力してください:a
数値ではありません
数値を入力してください:11
数値を入力してください:end
合計は16です
メモ
8行目のstr.isdigit()関数は、全ての文字が数字なら真を返します。