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NumPy超入門【第5回 配列のソート】

 

 

配列の要素をソートする

今回はNumPyで作った配列の要素をソートしてみましょう。
配列の要素をソートするには、sort()関数を使います。

 

sort()関数の使い方

sort()関数の使い方は、以下の通りです。
オプションの引数がありますが、あまり指定することはありません。

ソートされた配列 = np.sort(配列, [axis=-1, kind=None, order=None])

引数 内容
配列 元の配列を指定
axis 並べ替える軸。デフォルトは-1で、最後の軸に沿ってソートする。Noneを指定するとフラットな並びとなる
kind ソートアルゴリズム。'quicksort'(デフォルト)、'mergesort'、'heapsort'、'stable'を指定可能
order ソート順序。配列に文字列のフィールドを定義して、それをキーとしてソートする

 

基本的なソート

一番単純な例として、一次元配列の要素「3, 5, 1, 9, 4」を昇順に並べています。

 

 

二次元配列のソート

二次元配列をソートしてみましょう。
二次元配列の軸は、0と1があります。
デフォルトは最後の軸なので、二次元配列では1になります。

 

ソートする軸を変えてみましょう。
以下の例は、0軸でソートしています。

 

軸にNoneを指定すると、二次配列がフラットな並びになります。

 

 

orderを使ったソート

配列にフィールド名を付けて、orderオプションを使ってソートしてみましょう。
以下の例は、フィールド名「name」でソートしたパターンと、フィールド名「col1」でソートしたパターンです。

 

 

降順でソートする

降順でソートするためには、sort()の後に[::-1]を付加します。

 

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