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NumPy超入門【第6回 乱数の発生】

 

 

NumPyで乱数を発生させる方法

今回はNumPyで乱数を発生させるやり方を説明します。
NumPyには乱数を発生させる関数がいくつかありますが、代表的なものを取り上げます。

 

random.rand

random.rand()は、0.0以上1.0未満の乱数を返します。
引数を使って配列にすることもできます。

np.random.rand([d0, d1, , dn])



 

random.randn

random.randn()は、正規分布からサンプルを作成します。
引数を使って配列にすることもできます。

np.random.randn([d0, d1, , dn])



 

random.randint

random.randint()は、指定した範囲の整数の乱数を返します。

random.randint(low[, high=None, size=None, dtype=int])

引数 内容
low 最小の整数。引数が一つしかない場合は、0~指定した値未満の整数がランダムで返される
high 最大の整数。指定した整数未満の整数がランダムで返される
size 出力形状。配列を指定
dtype データタイプ。デフォルトはint。int型('int32'、'uint64'など)のみ指定可能

 

 

random.random

random.random()は、0.0以上1.0未満の乱数を返します。
引数を使って配列にすることもできまます。
なお、random.random()は、random_random_sample()のエイリアスです

np.random.random([size=None])



 

 

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