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初心者のためのbash超入門【第6回 条件分岐 if文】

 

 

if文を作ってみよう

 

if文

if文のもっとも基本的な書き方は、以下のようになります。
このif文は、条件1がであれば処理1を行い、であれば何もしません。
真は0偽は1です。

if 条件1
then
処理1
fi

if文を使ったシェルスクリプトは、以下のようになります。
ifのあとのtrueは、戻り値に0を返すコマンドです。
このプログラムは、必ずif文の中に入り「これは真です」を表示します。

メモ

を表すtrueに対して、を表すのはfalseです。
falseコマンドを実行すると戻り値に1を返します。

 

if~else文

条件が偽の場合にも処理を実行したい場合は、以下のようになります。
このif文は、条件1がであれば処理1を行い、であれば処理2を行います。

if 条件1
then
処理1
else
処理2
fi

if~else文を使ったシェルスクリプトは、以下のようになります。
引数で渡された値が1の場合は「これは1です」を表示して、1以外の場合は「これは1以外です」を表示します。

 

if~elif~else文

条件を複数使いたい場合は、以下のようになります。
このif文は、条件1がであれば処理1を行い、条件2がであれば処理2を行います。
条件1、条件2のどちらにも当てはまらなければ、処理3を行います。
また、条件1も条件2もの場合は、処理1のみ実行されて、処理2は実行されません

if 条件1
then
処理1
elif 条件2
then
処理2
else
処理3
fi

if~elif~else文を使ったシェルスクリプトは、以下のようになります。
引数で渡された値が1の場合は「これは1です」を表示して、引数で渡された値が2の場合は「これは2です」を表示します。
引数で渡された値が1でも2でもない場合は「これは1、2以外です」を表示します。

 

 

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