matplotlibの凡例に色を付けてみよう
今回はmatplotlibの凡例に色を付けてみましょう。
凡例のテキスト、背景、枠線の色を変更できます。
凡例の色を指定するオプション
凡例の色を指定するオプションは、以下の通りです。
色は色名または16進数を指定します。
オプション名 | 内容 |
labelcolor | テキストの色 'linecolor'、'markerfacecolor'(or 'mfc')、'markeredgecolor'(or 'mec')と指定して、線やマーカーの色と一致させることが可能 |
facecolor | 背景の色。デフォルトは白 |
edgecolor | 枠線の色。デフォルトは黒 |
凡例に色を指定するプログラム
凡例に色を指定するプログラムは、以下のようになります。
テキストは線の色に合わせて、背景は色名、枠線は16進数で、それぞれ色を指定しています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
### インポート import matplotlib.pyplot as plt ### X軸 x = ["1959", "1960", "1961", "1962", "1963", "1964"] ### Y軸 y = [7, 17, 13, 38, 40, 55] ### グラフ設定 plt.plot(x, y, label='王貞治') ### 凡例表示 plt.legend(loc=4, prop={'family':'Yu Gothic','weight':'light','size':12}, labelcolor='linecolor', facecolor='pink', edgecolor='#ff0000') ### グラフ表示 plt.show() |
プログラムを実行すると、以下のように凡例に色が設定されています。