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Pygame超入門【第1回 インポート】

 

Pygameの概要

PygameはPython用で使うゲーム用のモジュール集です。
Pygameの公式サイトには、以下のように書かれています。(原文は英語です)

Pygameはビデオゲームを書くために設計されたPythonモジュールのセットです。
Pygameは優れたSDLライブラリに機能を追加します。
これにより、Python言語でフル機能のゲームやマルチメディアプログラムを作成できます。

Pygameのモジュールを使うと、ウインドウを作成してその画面上に画像や文字を表示することができるようになります。
なお、インストール方法については、以下の記事を参照してください。

 

Pygameをインポートする

Pygameのモジュールを使うためには、まずインポートする必要があります。

import pygame

from pygame.locals import *

1行目はPygame本体のインポートで、2行目の pygame.locals はPygameの定数群です。
from pygame.locals import * というように、*(アスタリスク)を指定することですべての定数をインポートできます。
一部の定数のみをインポートしたい場合は、* の代わりに使いたい定数名を直接指定します。
例えば QUIT のみを使いたい場合は、以下のように記述します。

 実行例
import pygame
from pygame.locals import QUIT

Pygameの定数一覧を取得するには、組み込み関数のdir()関数を使います。
Pygameの定数がリストとして表示されます。

dir(pygame.constants)

なお、上記コマンドでは、定数の一覧がまとまって表示されてしまうので、以下のような書き方をすれば定数が一行ずつ表示されて見やすくなります。

 実行例
>>> import pygame
>>> for const in dir(pygame.constants):
...   print(const)
...
ACTIVEEVENT
ANYFORMAT
ASYNCBLIT
:
:

また、複数の定数を使う場合は、以下のように,(カンマ)で区切ります。

from pygame.locals import 定数名1,定数名2,...

 実行例
import pygame
from pygame.locals import QUIT,KEYDOWN,K_ESCAPE

 

定数をインポートしない

pygame.locals をインポートしない場合は、直接定数を指定します。

pygame.定数名

モジュール名にエイリアスをつけて、名称を短くすると扱いやすいでしょう。

 実行例
>>> import pygame as py
>>> py.QUIT
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