PROGRAM PYTHON

Pygame超入門【第10回 画像スクロール】

 

 

画像をスクロールさせてみよう

今回はPygameのライブラリーの中に、scroll()という画像をスクロールするメソッドがありますので、それを使ったプログラムを作成しましょう。

 

画像をスクロールする

画像をスクロールするメソッドの使い方は、以下の通りです。
X座標が正の場合は右に移動するピクセル数、負の場合は左に移動するピクセル数、Y座標が正の場合は下に移動するピクセル数、負の場合は上に移動するピクセル数です。

画像オブジェクト.scroll(X座標, Y座標)

以下の例は、画像を右に20ピクセル、上に10ピクセル移動します。

 実行例
surface.scroll(20, -10)

 

画像をスクロールするプログラム

画面の真ん中にある四角形を、左から右に移動するだけの簡単なプログラムです。

プログラムを実行すると、以下のように四角形が左から右に移動します。

ここでひとつ注意しなければならないことは、画像の初期座標が画面の端だったり、移動するピクセル数が画像の初期座標より大きかったりすると、画像が崩れてしまうので気を付けてください。
以下の例は、四角形のX座標の初期位置を5にして、X座標の移動ピクセル数を10にした場合です。

 

複数の画像をスクロールするプログラム

スクロールメソッドは、画像が複数ある場合はまとめてスクロールします。
これは画像をスクロールするというより、画面全体をスクロールしていることを意味します。

プログラムを実行すると、以下のように3つの四角形が左から右に移動します。

 

 

-PROGRAM, PYTHON
-