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Pygame超入門【第22回 写真輪郭表示】

 

 

写真の輪郭を表示しよう

今回は写真の輪郭部分を表示してみましょう。
輪郭は対象のピクセルの右と下のピクセルの色の差分を表示させます。
例えば対象となるピクセルが(128,64,32)、右のピクセルが(50,50,50)、下のピクセルが(200,200,200)だった場合、赤は128-50と128-200の絶対値を足し算して150となります。
絶対値とは、基準となる値からどれだけ離れているのかを表します
つまり負の値も正として扱うということです。
Pythonでは、絶対値はabs()関数を使います。
対象のピクセルが右と下のピクセルと同じ色だった場合は、黒(0,0,0)になります。

 

写真の輪郭を表示するプログラム

以下のプログラムでは、一番右と一番下のラインは計算していませんので、元の色がそのまま表示されます。

プログラムを実行すると、以下の画像が表示されます。

pystart22-1

上記のプログラムではまだ明るさが足りないので、38行目を以下のように値を2倍にして明るさを調整します。

プログラムを実行すると、以下の画像が表示されます。

pystart22-2

 

 

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