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tkinter超入門【第5回 フレーム】

 

 

Frameウィジェットを使ってみよう

今回はFrameウィジェットを使って、ラベルを複数表示させてみましょう。
フレームとはウィジェットを格納する枠組みのことです。

 

Frameウィジェットの書式

Frameウィジェットの使い方は、以下の通りです。
※ tkinterを別名でインポートした場合は、tkinterの部分を別名にしてください。

オブジェクト名 = tkinter.Frame(master=親ウィジェットオプション)

第1引数はFrameウィジェットの親ウィジェットを指定します。
また、masterは省略することができます。

 

Frameウィジェットで使うオプション

Frameウィジェットで使う主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
bg/background 背景の色 *1
bd/borderwidth フレームの境界線の幅。デフォルトは0(境界線なし)
relief フレームの形状。flat、raised、sunken、groove、ridgeを指定。デフォルトはflat *2

*1 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます。
*2 フレームの形状は、以下の画像のようになります。

tkinter5-0

 

Frameウィジェットを使ったプログラム

以下のプログラムは、単純にフレームにラベルを3つ並べただけのプログラムです。
ラベルの親ウィジェットに、Frameウィジェットを指定します。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。

tkinter5-1

ラベルを横に並べるには、以下のようにpack(side="left")とします。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。

tkinter5-2

 

 

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