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NumPy超入門【第1回 基本的な使い方】

 

NumPyを使うための事前準備

NumPy(Numerical Python)は、Pythonで様々な科学技術計算をするための基本的なパッケージです
Pythonにはmathという数学用の標準モジュールがありますが、NumPyでは多次元配列の計算を簡単に高速に行うことができます。
今回の記事では、多次元配列の使い方を説明します。

 

NumPyのインストール

NumPyを使うには、インストールする必要があります。
NumPyのインストール方法はいくつかありますが、ここではコマンドプロンプトからpipコマンドを使ってインストールします。

pip install numpy



 

NumPyのインストールの確認

コマンドプロンプトから以下のコマンドの実行して、NumPyがインストールされていることを確認します。

pip list



 

NumPyのインポート

NumPyのモジュールを使うために、インポートします。
AS句を使って「np」と省略するのが一般的です。

import numpy as np

 

NumPyの基本的な使い方

準備が整ったらNumPyを使ってみましょう。

 

配列を作る

NumPyで配列を作るには、array()メソッドを使います。

オブジェクト名 = np.array(配列)



 

配列を使って計算をする

NumPyの特徴として、作成した配列に対して計算をすることができます。
以下の例は、上記で作った配列に対して、四則演算と配列同士の掛け算をしています。

 

 

多次元配列を作る

NumPyでは、簡単に多次元配列を作ることができます。

 

 

多次元配列を使って計算する

上記で作った多次元配列に対して、四則演算と配列同士の掛け算をしています。

 

 

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