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tkinter超入門【第24回 キャンバス⑧~ビットマップ】

 

 

キャンバスでビットマップを表示しよう

前回はCanvasウィジェットを使ってテキストを表示しました。
今回はキャンバス上にビットマップを表示してみましょう。

 

組み込みビットマップ

tkinterには、以下の名前付きビットマップが組み込まれてます。

error、gray12、gray25、gray50、gray75、hourglass、info、questhead、question、warning

 

Canvasウィジェットでビットマップを表示する

Canvasウィジェットでビットマップを表示するメソッドは、以下の通りです。

オブジェクト名.create_bitmap(座標オプション)

座標の意味は、anchorオプションの指定によって異なります。
デフォルトでは表示するビットマップの中心位置になります。

 

create_bitmap()のオプション

create_bitmap()の主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
bitmap ビットマップオブジェクト
anchor ビットマップの位置
center ビットマップの中心。デフォルト
n ビットマップの上端
s ビットマップの下端
w ビットマップの左端
e ビットマップの右端
nw ビットマップの左上端
ne ビットマップの右上端
sw ビットマップの左下端
se ビットマップの右下端
foreground 前景色(オンのピクセルの色)。デフォルトは黒
background 背景色(オフのピクセルの色)。デフォルトは透過

 

Canvasウィジェットにビットマップを表示するプログラム

Canvasウィジェットにビットマップを表示するプログラムは、以下のようになります。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。

tkinter25-1

 

 

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