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tkinter超入門【第23回 キャンバス⑦~テキスト】

 

 

キャンバスでテキストを表示しよう

前回はCanvasウィジェットを使って円弧を表示しました。
今回はキャンバス上にテキストを表示してみましょう。

 

Canvasウィジェットでテキストを表示する

Canvasウィジェットでテキストを表示するメソッドは、以下の通りです。

オブジェクト名.create_text(座標オプション)

座標の意味は、anchorオプションの指定によって異なります。
デフォルトでは、以下のように表示するテキストの中心位置になります。

tkinter23-0

 

create_text()のオプション

create_text()の主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
text テキストに表示する文字列
font 使用するフォント *1
fill 文字の色 *2
anchor テキストの位置
center テキストの中心。デフォルト
n テキストの上端
s テキストの下端
w テキストの左端
e テキストの右端
nw テキストの左上端
ne テキストの右上端
sw テキストの左下端
se テキストの右下端
width 行の最大長。この長さ以上の文字列は折り返される。デフォルトは0 (折り返しなし)

*1 指定できるフォントは、tkinter.font.families()で確認できます。
*2 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます。

 

Canvasウィジェットにテキストを表示するプログラム

Canvasウィジェットにテキストを表示するプログラムは、以下のようになります。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示されます。

tkinter23-1

 

 

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