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Pythonスクリプト【tkinterで月間カレンダーを表示しよう②】

 

 

tkinterで前月や翌月のカレンダーを表示しよう

今回は前回のプログラムに戻すボタンと送りボタンを追加して、前月や翌月のカレンダーを表示できるようにしてみましょう。
なお、ボタンを使って表示する内容を切り替える処理は、こちらの記事も参照してください。

 

tkinterで前月や翌月のカレンダーを表示するプログラム

年と月のグローバル変数を用意して、押されたボタンによって月の値を1加算または1減算します。
月の値が1未満の場合は、年の値を1減算して月の値を12にします。
月の値が12よりも大きい場合は、年の値を1加算して月の値を1にします。
34~36行目でframe1の子ウィジェットの中からLabelウィジェットのみを削除していますが、Labelウィジェットかどうかの確認には、isinstance()関数を使います。
isinstance()関数は、オブジェクトの型が同じ場合はTrue、違う場合はFalseを返します。

isinstance(オブジェクト, オブジェクトの型)

また、比較するためのオブジェクトの型は、type()関数で取得できます。

type(オブジェクト)

 実行例
>>> import tkinter
>>> label = tkinter.Label(text="ラベル")
>>> type(label)
<class 'tkinter.Label'>

isinstance()関数やtype()関数の詳しい使い方は、以下のドキュメントを参照してください。

ボタンを押下することによって、前月や翌月のカレンダーを表示するプログラムは、以下のようになります。

プログラムを実行すると、以下のような画面が表示され、「<」ボタンを押すと前月が、「>」ボタンを押すと翌月が表示されます。

tkcalendar4

 

 

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