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tkinter超入門【第40回 子画面表示~Toplevel】

 

 

Toplevelウィジェットを使って子画面を表示しよう

今回はToplevelウィジェットを使って子画面を表示してみましょう。

 

Toplevelウィジェットの書式

Toplevelウィジェットの使い方は、以下の通りです。
※ tkinterを別名でインポートした場合は、tkinterの部分を別名にしてください。

オブジェクト名 = tkinter.Toplevel(master=親ウィジェットオプション)

第1引数はToplevelウィジェットの親ウィジェットを指定します。
また、masterは省略することができます。

 

Toplevelウィジェットで使うオプション

Toplevelで使う主なオプションは、以下の通りです。

オプション名 内容
fg/foreground 子画面の色 *1
bd/borderwidth 3D境界線の幅。デフォルトは0(境界線なし)
relief フレームの形状。flat、raised、sunken、groove、ridgeを指定。デフォルトはflat *2
padx 水平方向のパディング
pady 垂直方向のパディング

*1 色の指定にはred、green、blueなどのカラー名や先頭に#(シャープ)を付けた16進数が使えます。
*2 フレームの形状は、以下の画像のようになります。

tkinter5-0

 

Toplevelウィジェットを使ったプログラム

Toplevelのオプションを指定したプログラムは、以下のようになります。
親画面にボタンを配置して、commandオプションに子画面を作成する関数を設定しています。

親画面の「子画面表示」ボタンを押下すると、子画面が表示されます。
なお、親画面を閉じると一緒に子画面も終了します。

tkinter40-1  tkinter40-2

 

 

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