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ASP.NET(VB.NET) MVCモデル入門~データベースにデータを登録する

データベースにデータを登録するプログラム

今回は、こちらの記事で作成したプログラムを元に、データベースにデータを登録する処理を追加します。

データ一覧画面に新規登録処理用のリンクを追加

新規登録処理を呼び出すリンクを、一覧画面に追加します。
呼び出すコントローラーはInsertController、呼び出すメソッドはInsert()とします。

下図のように、登録画面へのリンクがデータ一覧の下に配置されます。

vbmvc14-1

データ登録用のコントローラーを作成

新規にデータ登録用のコントローラーを作成します。
コントローラーには、データ入力用(Insert)、データ確認用(InsertConfirm)、データ登録用(InsertDb)の3つのメソッドを作成します。

データ登録用の処理を追加

既存のDbModelクラスに、データベースにデータを登録するメソッド(InsertEmp)を追加します。
引数で渡されたEmpモデルをAdd()メソッドで登録します。
データを登録した後に、SaveChanges()メソッドでデータベースの状態を保存します。
データ登録に関する詳しい内容は、以下のマイクロソフトの公式サイトを参照してください。

データ登録用のビューを作成

データの値を入力するビューを作成します。
Formの送信先に、InsertコントローラーのInsertConfirm()メソッドを指定します。

「戻る」ボタンは、JavaScriptを使って、HomeコントローラーのIndex()メソッドに飛ぶようにしています。

JavaScriptを使うにあたって、_Layout.vbhtmlにJavaScriptのリンクを貼っておきます。

データ登録画面は、以下のようになります。

vbmvc14-2
データ登録画面

データ確認用のビューを作成

入力したデータを確認するためのビューを作成します。
値を表示するDisplayFor()メソッドは、Formでデータを渡すことができないので、HiddenFor()メソッドを使って、値をInsertDb()メソッドに渡します。

データ確認画面は、以下のようになります。

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データ確認画面

「登録」ボタンを押下すると、入力したデータがデータベースに登録され、一覧画面に戻ります。

vbmvc14-5
実行結果

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